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それはTWを渡り歩く絵を通した記録…自由を愛するモノの住処なのかもしれない。
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白い文章

…スケッチブックって便利だよね。
絵を描いたり、文章を書き連ねたり、頭の中を整理するのに丁度いいもの。


……僕の見た夢。
それは海を舞台にした話。
『もしも』


突然っていうのは不思議なモノで、
ふとした拍子に「○○に行きたいっ!」と感じる瞬間が誰しも経験があるはずだ。
「空を飛ぶ鳥になりたい」だとか、「もう少し背が高ければ…っ!」と思うのも同様である。

突然という事象の積み重ねは、歴史に言葉だけを残していく。
偶発的な趣味の発展により、名言を残す奴がいるくらいだ。
『そこに山があるから登るのだ』と誰も聞いていないことを平然と言い、
そして、実行に移す輩がいたとしたら。
そいつは間違いなく、趣味に直向きな情熱を注ぐ「暇人」である。
暇人の1人、狐は突然思い立った。


「…海に行きたいっ!」、と。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「あぁー…何も釣れねぇっ!」
僕は今、海にいる。
…いや。正確には、海上で迷子になった。
「……不器用にも程があるのではないか…?」
苦笑を浮かべ、僕の手元を覘いたのはゼルガだ。
陸路を巡り歩いたソルレオン・ゼルガの見聞録は分厚く、そして重い。
海路を行くことで新たな1ページを書き連ねようと、僕に船を貸し出した張本人である。

「……いいや、お前に言われたくないねぇ!お前が器用すぎるだけだ。
今の僕は『船長』だからな、不可能はないのさっ!…場合によるけど
愛用のバンダナは何処へやら。
その時の僕は頭に髑髏の描かれたキャプテンハットを被り、
必要以上に、思いついたことは直ぐ決行という方針にいた。
「…では、キャプテン?先程までいたはずのクルーは何処へ消えた?」
ゼルガは眼鏡の位置をくいっと戻して、蒼い瞳で俺を見据える。
「……え?」
乗組員は、僕とゼルガ。
そして他5人ほどいた…ハズなのだが、誰一人として見当たらない。

ゼルガと話しているうちに霧があたりに立ち込めていて、
いなくなったことに気が付かなかったのだ。



「……待った待ったぁっ!此処は海を彷徨う船の上だぜぇ?
音も立てず、声も出さず、何処に消えられるっていうんだよ、ゼルガ殿?」
まず、動揺は隠せなかった。
化かすのは得意だが、化かされるとなると話は別なのである。
「…船長よりも位が高いのか、俺は…(苦笑)
…まぁ、そんなことはいい。ところで船長、気付いているか…」
声のトーンを落とし、ゼルガは僕を見下ろしてこう言った。
「…霧深き海を進む船は、1つの総称として幽霊船と呼ばれていr…
見下ろしていたはずの蒼い瞳が、ぼんやりと輪郭を薄れさせて、
気が付けば、目の前にいた筈のゼルガがいなくなっていた。
釣り道具も、見聞録も、置いてあった場所にそのまま存在している。
他のクルーのいた筈の場所には、各々が居たずの証拠が記憶どおりに存在している。



全てのクルーが消え、船長を乗せた船は彷徨う。
……終わり無き旅へ誘う様に…。
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一人称が間違ってた…っ!?
…まぁ、いいや。面倒だし。

※ゼルガには、許可を得てます。
そして原案はゼルガです。
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HN:
ソウジ・ブレィブス
性別:
男性
職業:
裁縫
趣味:
落書き
自己紹介:
不良のような狐のスケッチブック
風の様に戯れる狼の大学ノート

蒼紫色二又尾の僕の、メモ帳
白い二又尾の黒いメモ帳

騒がしい鶏の学習帳

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『君』は、ぼく。
妄言・妄想、それも全部
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