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それはTWを渡り歩く絵を通した記録…自由を愛するモノの住処なのかもしれない。
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白い終壊

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 この作品は、株式会社トミーウォーカーの運営する
『無限のファンタジア』や『シルバーレイン』
『エンドブレイカー!』の世界観を元に、
株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
 イラストの使用権は作品を発注したじゃっかる(背後)に、
著作権は描いてくださった各絵師様に、
全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。============================================================



やぁやぁ、ごきげんよう。
僕ってば、ストーリー上、居なくなるらしいから
ゼルガ、進行は全て、君に任せようじゅないの。

「任されよう。…だが、しかしだな?」
なぁに?

「お前の誕生日までに終わるのか、この話は…」
終わらなかったら、狼姫こーやの誕生日まで延びるさ。

「…構想は纏まってるんだ、期限護れよ?」
……はっはっは、纏めるのは22日まででいいじゃない。
鶏人れっかの誕生日でいいじゃない(だめな子


…サガラがソウジ手をがっしり掴んで放さない。
「やぁー、ゼルガも一緒って事は祭りに来たのかー」
そのまま流れで俺は肩をばっしばしと叩かれた。

「だよな、じゃなきゃこんな所で会わないよな!
悪いけど、こいつは貰ってくぜ!…保護者の居ないうちだっ!」
軽く、手を振って、少し遠い場所にある屋台を指差した。
そこに微かに覗いて見えたのは、銀色の尾と赤い髪。
…どうやら、確信犯だったようだ。
にやにやと笑いながら、風のように俺の後方へ走っていくサガラ、連れ去られるソウジ。

だが…後方には…
白獅子と蒼紫狐が居たはず…
2人は彼らの間を、通りかかり、そして通り過ぎた。
サガラの目に、留まらなかったのだろうか。
…もしくは、俺たち以外、見えていないのだろうか。

「やぁーここにる『僕』は楽しそうだねぇ。背ぇー小さいだけ色々と大変そうだー」
興味深そうに蒼紫狐はみるみる小さくなる背中を見守り…
「いやいや…その発言は、背丈を気にしている人にダメージを与えるからやめようか」
白獅子は、ぺしっと蒼紫狐の頭を叩いて黙らせた。

…まぁ、あいつのことはサガラに任せておけばいいだろう。
向かう先はいつもと同じ場所、一閃して戻ってくるだろうから。
猫たちが寂しがると、旅団内のクッションというクッションを破壊されてしまう。
あいつのことは気にせずとも、旅団に戻るとしよう。



……深夜2時、蒼紫狐も白獅子も眠ったであろう時間。
ソウジは戻ってきたようだ。聞こえてくる足音がやけに軽い。
足音からして、多分、にやにやするくらいなことがあったのだろう。
俺の夜は、読書で潰しているから問題ないにせよ…
あいつは寝る前に、クッションを幾つかつくるのだろうな…
明日の朝に寝坊するのだから…すぐに、寝ればいいものを。



ーーーーーソウジの部屋ーーーーー

やぁー…今日も眠い時間だねぇ
でも、このクッションは…
ちゃーんと作ってから寝ないとね。
なんていっても、集めた材料は良い物を選んだんだか……ら?

物音がした、そして―――


ーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーー応接室ーーーー

おやおや、蒼紫狐と白獅子なんて懐かしい顔だ。
すっかり眠ってしまってるか…ははっ、会えなくて残念だねぇ
b39137_icon_1.jpg



…荒哉、みーっけって…コイツも寝てるなぁ。
……全く、何が『学園の七不思議のひとつへ挑戦!』だよ…
音楽室の合わせ鏡の前で丑三つ時に、人が消えるっていうのは本当だって
ボク、何度も言ったのに。
…時の回廊があるんだって、ボク、何度も言ったのになぁ。
……自分のあるべき場所に戻るのもアレだし…
適当に、その辺に溶け込んでおいても、誰も気にしないよねぇ…

ーーーーーーーーーーーーー



そして夜が更け…
朝、ソウジの部屋をノックもせずに開けた。
そこにあったのは、ソウジの作りかけのクッションと、バンダナ。
……本人は、どこにもいない。

俺は柄にもなく、焦り…引き篭もりが出せる最大限のスピードを持って
応接室へと足を運んだ
そこでは、すでに出かける準備を整えた蒼紫狐と白獅子の姿がある
「…消えたんだろーぅ?大体の予想はついてるさ、どの辺りにさらわれたのかも」
紫のナインテイルの頭を触り、どこか淋しげな表情で蒼紫狐は答えた
「……ゼルガ、お前も気をつけてくれると、助かるんだが」
白獅子は、俺の頭を軽く叩き、銀色のナインテイルを引き連れて応接室を出て行く

気をつける?
…消えたやつの心配をしてはならぬというのか
お前たちの目的は何だ、そしてお前達は結局何なんだ!

「…俺、たち?」
「僕たちは…エンドブレイカーの先輩、のようなもんかな」

2人と、二体は俺の視界から駆け去っていった。
……すぐに追う気になれないのは、俺が素直でないからなのだろうか。




路地裏を駆ける2人は…
「…さてね、白獅子。やっと僕らの出番だよ」
「…そうだな、最初で、最後のプレゼントになれば、いいのだが」
などと、言葉を交わす。
「……なんだ、お前達は走るのが遅いな。俺の方が早いではないか」
そして彼らの向かう先へ、俺が一番乗りで駆けて行く。



とちほ。
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プロフィール

HN:
ソウジ・ブレィブス
性別:
男性
職業:
裁縫
趣味:
落書き
自己紹介:
不良のような狐のスケッチブック
風の様に戯れる狼の大学ノート

蒼紫色二又尾の僕の、メモ帳
白い二又尾の黒いメモ帳

騒がしい鶏の学習帳

この場にあるのは手書きを綴る物
ぼくは、『君』
『君』は、ぼく。
妄言・妄想、それも全部
僕の『君』の『私』『俺たち』の想い

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