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それはTWを渡り歩く絵を通した記録…自由を愛するモノの住処なのかもしれない。
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終わりの話・改
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 この作品は、株式会社トミーウォーカーの運営する
『無限のファンタジア』や『シルバーレイン』
『エンドブレイカー!』の世界観を元に、
株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
 イラストの使用権は作品を発注したじゃっかる(背後)に、
著作権は描いてくださった各絵師様に、
全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。============================================================


いっやー、ギリギリ書ききれるといいね!
「……考えながら文章を纏めるのは苦手だと、後ろから悲鳴が?」

嫌だなぁ…
その辺は気合で何とかするのが
有言実行をモットーにする僕らの使命でしょう?
「…あの、俺は有言実行だった覚えがないのだが?むしろ、有限だと」

『なんでも良いけどさー、たまには僕らにも話し振ってよー』
『データ上では…蒼紫狐にはグダグダを収めきれたことがない。
…適当に纏めるのがオチだろうが…』

……(知らん振り
…じゃあ、ゼルガ、後はヨロシク!


蒼紫狐と白獅子に導かれるままに辿り着いた場所は、薄暗い路地裏。
倒壊していないとおかしいほどの、ボロボロな地下通路がそこにあった。
崩れた壁、崩れる足場が先に進むことを許さない…
…だが、進んでみるしかあるまいよ。

視界は殆ど暗闇一色。
足元は、何があるのかイマイチ把握できない。

「ゼルガー?…ほら、正面を見てごらんなさいな」
俺の肩を蒼紫狐が掴み、そっと引き止める。
「…それ以上、歩くべきではないな」
…正面にあるのは、暗い通路だけだろう?
そう言い返そうとした時、俺は『ソイツ』をやっと理解した。



フォルディゴール


アレがドラゴンと呼ばれるものなのだろうか。
この通路の天井がどのくらいあるものか想像できないが…
淡く輝く水色の巨体が、氷を纏ってそこにいた。
目だけが血のように紅く、周囲に異臭が漂う…

「…ゼルガ、お前の悪い視力でもみえるだろー?」
蒼紫狐に言われずとも、見えていた。
ソウジがソイツの足元で倒れている…
いや…倒れている、というのはおかしいか。
どちらかといえば、寝そべっているようにみえる。

「……さて、お前に今からやってもらいたいことがあるんだが」
白獅子が、内心焦る俺に冷静に、落ち着いた口調で話しかける。
「俺たちがあいつ引き付けるから、ソウジをこちら側へ連れてきて欲しい」
「ふふっ、僕たちのことなら心配しなくて良いからねー?」
ドラゴンの放つ淡い光が、周囲を明るく照らしているので
蒼紫狐は紫、白獅子は白の半分しかない仮面をつけているのも気が付いた。
「…さぁ、早くいきなよ」
ナインテイルの戦闘隊形、なんて、俺は知らない。
知らないが……2人と俺は同時に目標めがけて駆け出していた。



蒼紫狐が声を張り上げて、叫ぶ声が聞こえてくる…

「おーい、でっかい蜥蜴さんよぅ」
グルルルルゥゥゥゥゥ…そう、返事が返ってきた。
ギラギラと光る紅の瞳が、厳かに、そして敵意を彩っている。
「…おぉ、恐い返事だな。俺達はお前さんの名前も知っているんだぞ」
視線が完全に、ゼルガとソウジの方向から外れた。
白い翼が空を切り裂いて、激しい風を巻き起こす。
「…くっ、『氷結のファルディゴール』…確か、そんなんだったよね」
激しい風に乗って、パチパチと小さな氷のつぶてがはじける。
「……昔、あの目を通したエンディングが正しいのなら、ヤツは暗闇という空間を支配する…!」
「…空間を切り取って、対象を暗闇に引きずり込む!…そして弄り殺す」
ビュォォォ…氷のつぶてが、大きさを増して2人を襲い続いていた

彼ら事を気にしても仕方がない。
「……おーい、生きてるかぁ…?」
間抜けな問いかけに、ソウジは応えない。
だが、整った寝息が聞こえてくる。
どうやら本当に眠ってるだけのようで一先ず安心した。
何とか、ソウジを背負い2人と別れた場所まで注意深く歩き始める…
ソウジのつけしっぽが暢気にゆらゆらと揺れているのを感じながら。


「…白獅子、見えるかい?」
吹雪となりつつある、風の中で蒼紫狐は問いかけた。
「…無論だ、俺の視力はあいつより良い」
問いかけに答え、眼鏡を改めて掛けなおす白獅子。
「……あと少し、だね」
「………あぁ」
そして2人同時に仮面のナインテイルを元の姿に戻した。
「…ゼルガ!そこの奴等に騎乗して帰れ!」
紫と白のナインテイルの姿が一瞬にして別の姿へ変わる。
あれは、鎧。それは大型の四足獣。
グランスティードがそこに存在した。
「狼姫、緋翔…2人を頼んだからね!……さぁさぁ、急いで!」
よたよたと、歩み寄る俺を緋翔と呼ばれたスティードに。
意識のないソウジを無造作に狼姫に乗せる蒼紫狐。
「…戻ったら、誕生日おめでとうって伝えておいてよ」
「……約束、だからな?」
俺が返事を返す前に駆け出すスティード。
主人の命じられた指示通り、早駆けを行ったのだろう。
迷わず直進するスティードの背から振り返ってみたとき…
すでに遠のいた明かりが、寂しさを感じさせた。



「……さて、これで仕事は一段落だな」
猛吹雪へと変わり始めた環境の中で、白獅子は溜息を付く。
「………まぁね、終わりと言えば終わりだけど。
ファルディゴールを倒さないとエンディングは変わらないよ」
見下してくるギラついた紅い瞳を、蒼紫狐は睨みつける。
「だが、問題は山積みだ。…狼姫たちを逃がしてしまった」
「……それは計画のうちでしょ、一番問題なのは武器を持っていないことなんだから」
いつもと同じ状況であったのなら、何千年経とうとも武器は持ってたハズなのに。
蒼天牙撃も、トンファーも、全てが手元にない。
「…武器もない、召喚獣のサポートもない。素手で一体何が出来るというのか」
「……何が出来る?
僕たちの本体は此処に存在していないんだから、案外なんとかなるかもよ?」
適当な長さ、そして適当な大きさの氷柱を片手に持ち攻撃準備をする蒼紫狐。
「なんだ、鮫牙の矢かライトニングアローを氷柱で放てと?」
「僕は…ソードラッシュくらいしか、出来そうにないねぇ。とても捨て身の匂いがするー」
白獅子も手ごろな氷柱を片手に、戦闘準備を行った。
「だが……構うものか。重い一撃を喰らわせればいくらアレでも消滅せざる終えまい」
「まぁ、グダグダいってても仕方がないね」
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ソウジ・ブレィブス
性別:
男性
職業:
裁縫
趣味:
落書き
自己紹介:
不良のような狐のスケッチブック
風の様に戯れる狼の大学ノート

蒼紫色二又尾の僕の、メモ帳
白い二又尾の黒いメモ帳

騒がしい鶏の学習帳

この場にあるのは手書きを綴る物
ぼくは、『君』
『君』は、ぼく。
妄言・妄想、それも全部
僕の『君』の『私』『俺たち』の想い

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