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それはTWを渡り歩く絵を通した記録…自由を愛するモノの住処なのかもしれない。
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フォルテからのリタルダンド
―…(強い激しい騒音


――…(反するかのような鎮静


―…(不気味なモノがそこにあった

―…(夢や幻じゃないモノが





蒼紫色のデカクッションに体を預けて
うつ伏せ状態で眠りに落ちていた事を
理解するのにゆっくり数分間を用いた
上手く頭が回らない…まだ、眠り足りない気がする



頭の中でふと、要らない疑問が沸いてくる
『一体どうやって帰ってきた?』



昨日は確かに戦ってた
みんなと話しながら、戦ってた…覚えてる

みんなとお疲れ様って言い合って
団長の誕生日を祝った…覚えてる
その後、どうしたっけな…


でも、周りを見渡して答えはすぐに見つかった
簡単に見つかりすぎて思わず忍び笑いを漏らしてしまったほどだ

此処は…紛れもない
僕の部屋、旅団『旋律の翼』だ
デカクッションの周囲に、今作戦において
別行動をしていた面々が個性的に眠っている

どうやら、記憶が途切れているのは帰路の途中で
睡魔に敗北したから…らしい

人探しの専門家(エキスパート)と運び屋…
そこに、力任せの星霊術士がタッグを組んで
帰ってこない僕を拾って帰ったのではないかと
予想できる

昨日の朝、声援を送って以来と
少し砂ぼこりと服装の解れが目立つけれど
それ以外はまったく同じだ

わざわざ此処で眠っている理由は
彼らにしか分からないけれど

黒いデカクッションに潰されるように眠るライソウルの両肘と両膝には
彼らしい無造作な包帯が巻かれている
あの状態で、この中で一番小柄な僕を担いだと
予想すると…
……僕らの予想を越えるタフな奴なのかもしれない


日の光を浴びて、白さが倍増しているのは
白い無地の無駄に大きなデカクッションの上に器用にもたれ掛かっているゼルガ

見ている此方が驚く程の整った寝息が聞こえる
…眼鏡を掛けっぱなしなあたり、即眠りに落ちたのだ
良く見なければ気づかなかったけれど…
頭を怪我してるようで、額辺りに中心に包帯が巻かれている
傍に置かれたあの帽子にも同じ様に包帯が巻かれているから、きっと間違いないだろう


部屋の隅で猫だまりの中で猫に集られながらも眠るジュウラ
寝姿にはいつもと同じ気配しか感じられない
深く眠っているハズなのに、レギオスが見える気がするんだ
見かけに騙されがちだけど近づけば…多分、忍びの如き
俊敏さが垣間見れると思う
…刺されたくは、ないかな






もう日も高くのぼってるっていうのに
起きる気配がない


「流石に…タフなみんなでも、僕探しでダウンしちゃった…のかな」


もうしばらく、疲れた両目を休ませていても
誰も文句は言わないハズだ

長く寝ていたのに、まだ寝足りない…
称号に合わせた表情はもう少し、頭の中がすっきりするまでお預けか、な…
眠い、眠いからね…


デカクッションに顔を埋めて、再び寝息が聞こえるまで
そう時間は…掛からなかった事だろう


―…(僕が密告されたくなかった事は
――…(ストレートに言えば
―――…(恥ずかしく、挙動不審になるものだ


―…(欲望?
――…(そんなものを知られるより
―――…(その内容が隠しておきたいことなんだ


―…(注意深く僕を見ている人には
――…(筒抜けの可能性が、あるけれど
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ソウジ・ブレィブス
性別:
男性
職業:
裁縫
趣味:
落書き
自己紹介:
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風の様に戯れる狼の大学ノート

蒼紫色二又尾の僕の、メモ帳
白い二又尾の黒いメモ帳

騒がしい鶏の学習帳

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『君』は、ぼく。
妄言・妄想、それも全部
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