忍者ブログ
それはTWを渡り歩く絵を通した記録…自由を愛するモノの住処なのかもしれない。
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

僕のエンドブレイカー

============================================================
 この作品は、株式会社トミーウォーカーの運営する
『無限のファンタジア』や『シルバーレイン』
『エンドブレイカー!』の世界観を元に、
株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
 イラストの使用権は作品を発注したじゃっかる(背後)に、
著作権は描いてくださった各絵師様に、
全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
============================================================


雨が降り注ぐ夕暮れ時。
家中を所狭しと駆け回る猫たちの姿が見えない。
棚の上…机の影、暗い場所、狭い場所。
いつもはにゃーにゃーと煩いくらいなのに。

原因はすぐに見つけることができた。

それは、また、あの書斎から始まった。


何気なく、相棒の部屋の戸を開ける。
そこにはいつもどおり本の山が出来ている…
そう思っていて油断した。

そこに居たのは、見ず知らずの男たち。
器用に積み上げられた本の上に腰掛けて、狐尾を揺らすバンダナ男と
銀色の鬣を生やす…表現に困る獅子面の男。
そして、紫と白の2体の九尾。
a68633_icon_3.jpga74556_icon_1.jpg




僕の存在に気が付いたバンダナ男は開口一番に
『誕生日を祝いに来たよ』と楽しそうに手を振った。
『……俺は付き添いだ』と獅子面は語る。

…それにしても、どうやって忍び込んだのだろう。
部屋の戸締りは厳重にしてあったハズなのに。
「何だ、客か?…それなら俺の部屋などではなく、応接室に通すべきだろう?」
後ろから気配を消して、突然ゼルガが現れた。
そういえば、今日の占いでは【突然の出会いに注意】とかいう結果が出ていた気がする。


応接室まで移動の後、やっと珍客の顔を見た。
c00485_icon_5.jpgc01231_icon_2.jpg



向かい合って座ってみると、なんとなく雰囲気が似ている気がする。
「ほんっと、良く似てるなぁ。みなよ相棒、そこのゼルガの表情なんかお前そっくりじゃんかー」
バンダナ男は、楽しそうに良く笑った。
「…そうか?俺よりも無表情そうだが?」
獅子面の男も目を細めて返答し、
進まない問答に耐えかねた男が用件を尋ねようと真面目な声で問いかける。
「…それで。大体の想像は付くのだが、そちらの【ソウジ】と【ゼルガ】は何をしに来たんで?」
こういう状況でもぱらぱらと落ち着いて本を読める齧られ帽子のこいつが羨ましくなった。

それから賑やかな問いかけが暫らく止まり、ふよふよと空間をそよぐ…
2体の九尾の尻尾だけが止まった時間と関係なく動く。

「いや、ねぇ……ちょっと昔遣り残した事を終わらせようと思ってね」
言葉を詰まらせながら、【ソウジ】は語る。
「……その前に俺達の呼び名に困るだろう?蒼紫狐と白獅子で構わないからな。」
話の輿を折った、続けてくれ…そい言って置物に戻る白獅子。
「…つまり?」
僕には話しの内容が見えないのに、相棒には良く分かっているご様子。
何故に初対面の人間(といっていいのか分からない人たち)と知り合いなのか。
…突っ込んだら、負けな気がした。



「…地獄の亡霊さ」

(続)
PR
コメントを投稿する

HN
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
カレンダー

09 2017/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
プロフィール

HN:
ソウジ・ブレィブス
性別:
男性
職業:
裁縫
趣味:
落書き
自己紹介:
不良のような狐のスケッチブック
風の様に戯れる狼の大学ノート

蒼紫色二又尾の僕の、メモ帳
白い二又尾の黒いメモ帳

騒がしい鶏の学習帳

この場にあるのは手書きを綴る物
ぼくは、『君』
『君』は、ぼく。
妄言・妄想、それも全部
僕の『君』の『私』『俺たち』の想い

ーーーーーーーー













最新コメント

[11/11 狼姫]
[11/10 むっちゃんさん、ドラゴニャン]
[10/31 狼姫]
[10/29 名無し]
[10/14 狼姫]
忍者アナライズ

コガネモチ