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それはTWを渡り歩く絵を通した記録…自由を愛するモノの住処なのかもしれない。
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旋風が喚ぶ

―…(ふわり、ふわり蒼空を往く

―……(その眺めを美しいと思った

―……(ガタガタと音が響いてる

―…(まるで僕の心境みたいだと、思った







強い風が相棒のファルコンの翼伝いに
旅団の中を駆け抜けていく

流石に、きちっと整った環境ではないから
書類、設計図、注文書…
色んなモノがバサバサと吹き飛ばされ
風に舞い、新たなる書類の山を築いていく


最近は夜通し、緊張を解くことが出来ず…
日中は兎に角油断しているようで

蒼紫色の自慢の尾をブラッシングしてる時でさえ
…魔獣耳を表している、らしい

気づいたのは
僕の耳を狙う2人組の目がやたらと
きらっきら輝いていたからだ
ぱたぱたと、自然に動いてる耳が
…やたらと愛らしいのだそうだよ?
普通に考えたら、ただただくすぐったい
攻撃を仕掛けてくる2人はそれでいて
賑やかだから…
眠気すら忘れてる




未だに春の陽気とは仲良くない天候
実は…マフラーだけでは、とても肌寒かったりする

こっそり借りた本も、こっそり持ち出したコートも
返しそびれたまま…
隅っこから吹き抜ける風に晒されながら
放置してしまっているんだよねぇ…

書類が舞う合間から、ばたばたと暴れる姿が
見えたような気がした


最近は会ってない
…会って、いないから

返せない、返せてない

ばれたら叱られる、と分かっていても…
眠気だけで気力が湧かない



『次に起きた時に返せばいい』

…そう、思いながら
逆の事を確信した


『気付かれるまで放置しよう』と



少しくらい…忠実じゃないくらいが
きっと、僕らしい

思案し、眠りの淵を歩くうちに
自分の身と辺りに起きていた事態に
気がついた


ひどく冷えた肩と腕に
屋根の隙間から
風に晒され凍えた滴が
絶え間なく降り注いでいたおかげで…

辺りを舞っていた書類が
水に没していたということに……




―…(沈むだけ沈んで

―……(底を見に行こう

―…(太陽の喜びを知ったからには

―……(月の裏側まで手を伸ばそう
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プロフィール

HN:
ソウジ・ブレィブス
性別:
男性
職業:
裁縫
趣味:
落書き
自己紹介:
不良のような狐のスケッチブック
風の様に戯れる狼の大学ノート

蒼紫色二又尾の僕の、メモ帳
白い二又尾の黒いメモ帳

騒がしい鶏の学習帳

この場にあるのは手書きを綴る物
ぼくは、『君』
『君』は、ぼく。
妄言・妄想、それも全部
僕の『君』の『私』『俺たち』の想い

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